1年間の海外生活、荷物は減らしたいけどおしゃれもしたい。物価が安い国ならまだしも物価の高いフランスでおしゃれに回せる予算がどれだけあるのか・・?
今回はそんな葛藤を持ちつつなんとか荷造りをしてフランスワーホリにやってきた私の、持ち物一覧と気をつけるべきことをご紹介します!
荷物の総量とおすすめスーツケース
今回はスーツケース2個と13インチのラップトップがすっぽり入るボストンバッグで挑みました。スーツケースの容量は100Lと120Lの二つです。
飛行機に預けられる容量を超えていたので、超過分は課金して持ち込みました。重さあわせて44kgくらいだったと思います。
おすすめスーツケース
少し話は逸れるのですが、フランスワーホリの際、前開きのスーツケースが圧倒的におすすめ!!!
というのも、フランスのアパルトマンはかなり狭く。私が以前滞在した昔の女中の方が住んでいたと言われるいわゆる屋根裏部屋のようなアパルトマンだと、 5畳一間ほどの広さにキッチン・ベッド・デスク等が押し込められています。
このようなお部屋に住んだ時、スーツケースをガバッと開けるスペースが皆無・・・
そんなとき前開きのスーツケースだと、ものの出し入れがしやすく、ガバッと両サイド開くことなく荷物が取り出せるので、基本的にお家が狭いパリのアパルトマンでは すごく重宝します。
持ってきたもの一覧
スーツケース2個パンパンに、こんなものを詰めてきました。
衣類
まずは衣類。私は秋にワーホリくる前の夏に数ヶ月すでにパリに滞在していたので、夏服はそのままパリにおいてあり持ってくる必要はありませんでした。
秋冬の洋服だけ用意すればよかったのですが、秋服だけで荷物はパンパン。
冬のコートやニットは後ほど段ボール便で送ってもらうことにして今回スーツケースに入れたのは秋服だけです。
- 長袖シャツ4枚
- 下着8組ほど
- タイツ・ストッキング・靴下
- ヒートテック
- デニム2本
- そのほかボトムス4着
- ライダースジャケット
- スニーカー
- サングラス2個
- バッグ4個くらい
- パジャマ1セット
- ウルトラライトジャケット(めっちゃ便利!)
以前Nikeでジムウェアを買うのにキッズサイズを購入しました・・
美容グッズ
スキンケアは最低限にして、なくなったらフランスのメーカーを使うという方針にしました。
というのも、夏に滞在した頃に日本でしか買えない化粧水などたくさんストックとして持っていったのですが、
季節や環境の変化からそれがパリ滞在中に肌に合わなくなりストックをほぼ使わないという事態に見舞われたので、今回はストックは「どうしてもこれがいい!!」というものしか持参しませんでした。
化粧品はSephoraで日本未発売のコスメを使いたい!という思惑もあったため、あまり日本からは持ってきませんでした。
- CANMAKEのシェーディング
- Shiseidoのリキッドファンデ(乾燥するヨーロッパにピッタリ!)
- アクセーヌのニキビ用コンシーラー3本くらい
- ヒロインメイクのマスカラリムーバー3本
- 歯ブラシ12本(ヨーロッパの大きくて好みではないため)
- 海外対応のドライヤー、ストレートアイロン
日本食
大都会パリでは正直日本食はなんでも手に入ります。しかし高い!!納豆3パックで600円とかのレベルです。
お家や仕事が決まるまでは食費を抑えたいという方はぜひ日本食持ち込むことをおすすめします!
しかし、肉製品やフルーツなど法的に持ち込めないものもあるのでそちらはご注意ください。
- ドリップコーヒーパック(これ日本にしか売っていないのでコーヒー好きは必須!)
- パスタソース(フランス、パスタの麺は安いです)
- お味噌汁のインスタント
- お茶漬けの出汁
- 鍋キューブ
- レトルトカレー
- ふりかけ類
お醤油や胡麻油などの調味料は全てフランスの日本食スーパーマーケットで購入しました。
日用品
諸々の日用品はフランス圧倒的に高いです。しかし1年間分全てを持ってくるのは無理なので、最初の数ヶ月分過ごせるくらいにとどめて厳選して持ってきました。
- コンタクト6ヶ月分(なくなったらフランスで買い足す予定です)
- 薬(風邪薬、胃薬、酔い止め)
- サランラップ2本
- レンジでお米が炊ける100均のやつ(かなり重宝してます)
- ピル
- 鼻セレブ
- 洗濯ネット(パリにも売ってはいます)
- 耳かき
- 体温計
- 爪切り
お仕事グッズ
電子機器関連はデリケートなので慎重にスーツケースではなくほとんど手荷物に入れて持ち運びました。
- 13インチラップトップ
- 11インチモバイルモニター
- トラックボールマウス
- iPadAir
- 上記に付随する充電アダプター、ケーブル
- Moftのラップトップスタンド(パリの街中で「そのスタンドどこの?」ってすごい聞かれる笑)
迷ったけど持ってこなかったもの
次にギリギリまで迷ったけど持ってこなかったものをご紹介します
タオル類
バスタオルなど迷ったのですが、かなりかさばるので断念しました。ちなみにタオル類、フランスびっくりするくらい高いです。
やすいバスタオルで1枚7€(1100円くらい)します。
私はパリのIKEAで購入しました。
シャンプー・コンディショナー
これは海外在住者意見が別れるところ。
私が今回持ってこなかった理由は、スキンケアやヘアケアは現地の水にあわせて製品開発がされていると以前聞いたことがあったので、せっかくなら現地のものを買おうと思ったから。
正直フランスは水自体が硬水で髪によくないため何を使っても同じなのでは・・?という感じなのですが、
私はSephoraのオリジナルブランドのシャンプーを今のところ愛用しています。
キッチン用品と鍋
土鍋など持ってこようと思ったのですが、渡仏前にアパートが決まっておらず、住むお家がガスコンロなのかIHヒーターなのかわからず直前で断念しました。
郵送荷物:関税€500の衝撃
冒頭に書いていましたが、私は冬服が入りきらなかったため、一部段ボールで郵送してもらうことにしました。スーツケースを3個にするか迷ったのですが、 たくさんスーツケース持ち歩くのも大変だろういうことでこの決断をしたのですが、それが大失敗・・
パリについて無事アパートも決まり、2週間後には新居に入居しました。生活も落ち着きつつあったので両親に、日本に残してきた荷物を送ってもらうことに。
中身は冬のコートやマフラー、ニットにバンツにブーツ等。送料は約30,000円ほどでした。
では何が大失敗だったのかというと、そう関税!!!
日本からの郵送で、国内到着時に関税を勝手に設定されるという噂は聞いていたので、関税の事前申告の値段設定も気をつけていたのですが、こちらの申告とは裏腹にフランス側で関税を指定できるらしく・・(ここら辺は結局詳しくは把握できておらずあくまで噂なのですが)
その関税のお値段なんと500€(約80,000円)!!!
数ユーロだろうと想定したのがまさかの500??????と頭真っ白。
クロノポスト(フランスの悪名高い運送会社)のお兄さんに「本当に??間違いじゃない??」と何度も聞いてしまました。
7日以内に支払って受け取らないと日本に送り返されるということだったのでもう腹を括って支払いました。
極論にはなりますが、郵送という手段は使わず自分で持ってくる・フランスにくるお友達に頼むが確実です。
そもそもフランスの郵便システムは最悪なことで有名。荷物が途中で紛失してなくなることも頻繁らしく。
日本からも荷物が無事パリ市内に届くまでは毎日追跡をチェックしてドキドキでした。
届いてからも途中でものが盗まれていたり壊れているなんてこともザラだとか。
なので日本から段ボールで後ほど荷物を送ろうと思っている方は、追加料金を支払って自力で持ってくることを心から強くおすすめします。